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当社、ネットワークコミュニケーションズでは、外資系企業のお客様も多いので、海外から招致したトップインタビューを設定する際に気をつけていることがいくつかあります。その中で毎回お客様と議論になる話題の一つに「通訳を入れるかどうか」があります。

メディア側も会社側もどちらも英語がネイティブ並みに話せる場合、通訳が必要ない(ない方がうまく伝わる)ケースもごく稀にあります。しかし、これは本当に稀なケースです。多少なりともコミュニケーションに不安があり、通訳が必要なのではないか、が議論になった際には当社では必ず通訳を入れることをオススメしています。

理由は、以下の通りです。

  1. 意思疎通が明確になり、簡潔且つスピーディーにトップの意図を伝えることができるため。
  2. 仮に社内の日英両方話せるスタッフがいたとしても素人が通訳に徹することは難しいため。(その人の意思が入ってしまう。通訳は特殊スキル。)
  3. インタビューを受けるトップは、気にせず母国語で自然体で話せるため人柄や事業にかける情熱が伝わりやすく、記者にとっても、ストレスなくインタビューに専念しやすいため。

以前、通訳代が勿体無いからという理由で、ある外資系企業様のトップインタビューを社内で日英両方話せるスタッフの方が通訳として入りインタビューを行ったことがあります。当社としては、最後までプロを入れましょうと説得しましたが予算が取れないし、社内に話せるスタッフがいるから大丈夫だという理由で通訳を立てない方向で譲ってしまいました。(この時は少し後悔・・・)

結果、インタビューそのもののクオリティは目指していたベストな状態に達しないものとなりました。大きな理由は2つあり、1つ目は上に挙げた2番目に起因しています。つまり、通訳係の方の意図が入り、トップの意図が正確に伝えられなかったのです。ですから後日、フォローのインタビューを再度日本にいるメンバーだけで設定し、記者からの質問を丁寧に受け付けることで露出としては最高なものになりましたが、インタビューから実際記事になるまでに1ヶ月近くがかかってしまいました。当初の予定より随分タイミングを逸したことになります。

2つ目は、当日のインタビュー時に、通訳を務めたスタッフの方が少しまごついた様子を見せた際に、それを察知したトップが「うまく通訳されていないのではないか?」とそわそわし始めて途中でノリノリで話をしなくなってしまったことでした。これではせっかく素晴らしい人柄や情熱をお持ちの代表の方の魅力が半減してしまいます。実際にその日は、代表の魅力を最大限に引き出すことができませんでした。これにより記者からの印象も随分変わってしまいます。(この時には、もちろんフォローいたしました。)

インタビューが終わった当日に、そのクライアント様の日本支社の代表者様からは、「なぜ御社が通訳を入れた方がいいと我々を説得しようとしていたかがわかった。私があとで補足したいことがたくさんあるくらい、トップの意図の50%も伝わっていない、かけ離れた回答になってしまった。トップの言葉そのままをむしろ伝えたかったのだが・・・。今回を好機に捉えて次回は必ず通訳を入れるようにします。」というありがたいお言葉をいただきました。

当社では、ベテランの通訳会社様がお取引先なので手配もできますし、ベストな形になるようにアレンジしております。ぜひ、外資系企業の代表者様を海外から招いて取材をメディアに取り付ける際に、少しでも自信がない場合はプロの通訳をつけるようにしてみてください。これは必要経費だと念じて、インタビューの成功をゴールにすることが最重要と位置付けてみてはいかがでしょうか。その経費を気にするより、アウトプットされた記事がそれを上回る効果(御社の営業活動や採用活動等のサポート)を考えれば、費用対効果の高い広報活動になるでしょう。

何か新しいテクノロジーを使った商品が出たら、ひとまず見に行ったり、買って使ってみたりするようには心がけているのですが、なかなか手をつけていなかった一品がスマートスピーカーです。

買いました!どん! Amazon echo dot!

実際、年末の大掃除あたりから使ってみて、これで色々と日々の生活がちょっと変わるなあと実感したのです。事実、「アレクサ、演歌かけて」「もっと明るい曲かけて」などといった私の無茶振りにもアレクサは頑張って対応してくれます。(ちなみに演歌や昭和歌謡大好きです。最近モノマネでもブレークしている西尾夕紀さんの曲はとても好きでよく聴いています。)

スマートスピーカーが流行り始めてすでに1年以上経過しており、今更ながらでお恥ずかしいのですが、これが結構便利でして。音楽はかけてくれる、天気を教えてくれる、アラームをかけてくれる。ニュース読んでくれる、朝はバッチリ!毎日6時半にアラームが鳴ります。

まだこの程度なのですが、あるのとないのとでは結構な時間短縮になります。この10秒が忙しい時には役に立つんです。

また、実は一番使ってるのは英文の本の読み上げです。紙媒体の本も好きなのですが、最近は移動時も読みたいので、Kindle版の本を最近購入することがとても増えました。携帯の液晶でペラペラスクロールして読むわけですが、日本語だと読んだ方が早いんです。ただ、英語になった瞬間、活字で読もうとするとちゃんとした時間を確保せねばならず、億劫になっておりました。そこで役に立つのがこのamazon echoちゃん。これが英文の読み上げとなると超超便利なのです。

Kindle版で購入した本を読み上げてくれるではないですか!!これで「ながら作業」が完璧にできます。

そこで読んでるのがこれ!どんっ!

"The Only Way to Win: How Building Character Drives Higher Achievement and Greater Fulfillment in Business and Life (English Edition)"

昔、体と頭を鍛えようと思って中学生の時に手に取った、ジム・レイヤー氏作の「メンタルタフネス」という名著。実は兄の部屋に転がっていたから読んでみたもの。この歳になって今一度とても大切なことだと思い、読み直すことに。もともと、ジム・レイヤー氏はテニスプレイヤーのトップクラスのコーチでした。今となっては話題の錦織圭選手のコーチだったマイケル・チャン氏、大阪なおみ選手のコーチで有名なサーシャ・バイン氏などテニス界では優秀なコーチが選手の成績を上げておりますが、テニスは、スポーツ界の中でも早い段階でスポーツ心理学を採用されておりました。その先駆者の方ですね。

ビジネス面でもEQトレーニングやコーチングが活用されていますが、今度はビジネスの世界で磨かれたコーチング技術がスポーツ選手のメンタルトレーニングに使われたりと日々進化していますね。私たちの組織でもできる限り取り入れていきたいです。

最後に、まだAmazon echoを使いこなせてないのが現状ですが、こういった新しい技術が我々のようにPRをしている業界にも大きく影響を及ぼしていくな・・・と。デバイスが変われば、それがまた新たな告知先の一つになる。ニュースを!と呼びかければインターネット上のニュースを読み上げてくれるわけですから。スポーツの中継や、試合結果速報も然り。アーティストやアスリートの売り込み方も変わるでしょうね。様々な可能性を模索しながら本業にも生かしていきたいです。

P.S. 先日遊びにきてうちの家に宿泊した両親は、お前は何に話しかけているんだと怪訝そうでした。母は興味津々で、「私も話しかけてもええんかい?」ですって。(笑)「ええ、もちろんです。」と答えておきました。夏あたりに父母にプレゼントしようかしら・・・。

新年が明けましたので、あらためまして、当社で定めているビジョン・ミッション・コーポレートスローガンをきちんとご紹介しようと思います!

ビジョン:人や企業を裏方で支えるグローバルコミュニケーションエージェンシーになる 

ミッション:日本·世界の優れた企業、サービス、人を世界に広めること

コーポレートスローガン:Open Mind! 

創業した2009年から10年が経とうとしていますが、会社を立ち上げた時のミッションは全然変わっていません。そしてココ1、2年でぽちぽち事業体が増えたにのですが、改めて登記簿を見直すと、2009年時点で既に登記していた業務内容が10年目にしてほぼ網羅されて来たことが判明しました。イケイケの成長の早い会社が多い世間と比べたら、全くもってマイペースな経営ですが、私なりにはだんだん思っていたことが現実になって来たな。という感じです。

(とあるメディアの方には、「遅い成長だね。」ズバリ言われましたが、いいんですいいんです。着実の方が大事。と言い聞かせ・・・笑)

これから先はもっとスピードアップしていくこの世界。景気の乱高下も否めない2019年となりそうですが、時代の変化に対応できる洞察力&実行力溢れる会社にしたいなと思っております。

実は、ビジョンについては1年前から密かに掲げていたものの、やっとしっくり来たなあというのが実感で、やっとこさ、ちゃんと公言することにしました。気に入っているフレーズは、「裏方で支えるグローバルコミュニケーションエージェンシー」の部分です。(ほぼ全部じゃないか!!笑)人や企業のみなさまの裏方として、粛々と良い仕事をし続ける会社でありたいです。きっとうちの社員もみんな気に入ってくれています。

最後にコーポレートスローガン。こちらについては、実は10期のテーマにしていましたが、こちらもやっぱり創業当時から大事にしていることだなということで「Open Mind」としました。実は大好きな言葉で、私が新卒で入ったSun Microsystemsで当時パンフレットに載っていた言葉です。うちの会社の中では、「先入観を持たずに広い心で、柔軟な発想で!」といった意味で使っています。まずは頭の中をまっさらにして考えてみる。「自分で考える」頭を持った組織でありたいなと思っています。このスローガンに基づいた行動規範を1月中に社員みんなで決めたいなと思います!(もちろん社内には告知済み。)

お客様の成長と共に、私たちも先んじて成長できるよう、全員で頑張ってまいります。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

みなさま、あけましておめでとうございます。

いよいよ年が明けました。世に言う、平成最後の年明けです。

私は滅多に新年に誓いを立てないタイプなのですが、今年は珍しく節目ということもあり誓いを立ててみようかと思います。ジャーン!こちら!

さて、昨年末の全体締め会で、今年は週に2回はブログを書くということで社員のみなさまにお約束したので、この言葉を胸に刻んで今年は頑張ってみようと思います。

私は亥年生まれではないのですが、「猪突猛進」が似合うとよく言われるので「私の年が来た!」と思って精進したいと思います。みなさん、今年も良い年にしましょう!